診療案内
首・肩の痛み

当院でよく扱う
首・肩に関する症状
首の症状
Neck Symptom

- 首に腫れやできものがある
- 首が部分的に痛む
- 首がこっている
- 硬貨など小さいものを指先でうまくつまめない
- 箸がうまく持てていない気がする
- 物に触った時などに皮膚の感覚が鈍くなったような気がする
- 首が痛く眠れない
- 無理をせず安静にしていても首の痛みが4日以上とれない
- 手すりにつかまらないと、階段の上り下りがで困難
- 手足がしびれている感覚が断続的にある
- 手に力が入らない、物が握りにくい
- 以前のように字がうまく書けない気がする
肩の症状
Shoulder Symptom

- 肩がこりやすい
- 肩が張った感じがする
- 肩が痛くて腕が上がらない
- 朝起きたとき、痛みを感じる
- 急に痛くなった
- 肩の痛みにしびれを伴う
- 肩の痛みがだんだん強くなる・広がる
- 肩や首の辺りに不快感や違和感がある
- 肩を動かすと痛む
- 肩の周辺を押すと痛む
- 夜から朝方にかけて、肩の痛みが強くなる
- 片方の肩だけに痛みや不快感がある
- 腕を頭の上にあげにくい
- 腕を背中に回しにくい
- 腕を外や内にひねりにくい
- 両腕を左右に広げにくい
当院でよく扱う
首・肩に関する疾患
首の疾患
Neck Disease

- 頚椎椎間板ヘルニア
- 頚椎症性神経根症
- 後縦靱帯骨化症
- 斜頚
- 頚椎捻挫(むち打ち症)
- 腕神経叢損傷
- 胸郭出口症候群
- 側弯症
- 脊髄腫瘍
- 転移性脊椎腫瘍
- 脊髄損傷
- しびれ(脊椎手術後のしびれ)
肩の疾患
Shoulder Disease

- 頚椎、胸椎や腰椎部の痛み、変形、下肢のしびれや麻痺、骨粗しょう症、脊椎の外傷(ケガ)など
- 肩こり
- 腕神経叢損傷
- 頚肩腕症候群
- 頸椎骨軟骨症
- 頸部脊柱管狭窄症
- 肩部、肘部や手指の痛み、変形、運動障害、しびれや外傷(ケガ)など
- 肩関節周囲炎(五十肩)
- 石灰沈着性腱板炎
- 脱臼
- 肩腱板断裂
肩こり体操
首の体操
-
1
首を左右に倒す首をゆっくり右に倒し、ゆっくり戻します。これを左右2回ずつ行ないます。 -
2
首を前に倒す首をゆっくり前に倒し、ゆっくり戻します。これを4回行ないます。 -
3
首を斜めに倒す首をゆっくり斜め前に倒し、ゆっくり戻します。これを左右2回ずつ行ないます。 -
4
首を横に回す首をゆっくりと横にまわしながら上げていき、ゆっくり戻します。これを左右2回ずつ行ないます。
肩の筋肉を強くする体操
-
1
両腕を水平にあげるゆっくり息を吸いながら、腕を肩と水平になるところまで持ち上げます。500g~1kgのものを持って行うとより効果が高まります。一度に同じ動作を20回繰り返し、1日2回行ないます。 -
2
両腕を前方にあげるゆっくり息を吸いながら、腕を前方に肩と水平の高さまで持ち上げます。一度に同じ動作を20回繰り返し、1日2回行ないます。
肩の体操
-
1
肩の上げ下げ運動ゆっくりと両肩が首にうずくまるまで肩を引き上げ、ゆっくり戻します。これを4回繰り返します。 -
2
肩を後ろに回すゆっくりと両肩がくびにうずくまるまで肩を引き上げ、次に肩をうしろにまわしながらおろします。これを4回繰り返します。 -
3
肩の筋肉を引っ張る片手を反対側の肩におき、もう一方の手のひらで肘をおさえます。ゆっくりと肘にそえた手を肩の方に引っ張ります。この姿勢を10~15秒間保ち、ゆっくり戻します。これを左右2回行ないます。 -
4
タオルを使った体操タオルや手ぬぐいを用いてゆっくりと腕をうしろにそらし、ゆっくりと戻します。これを4回行ないます。 片手を反対側の肩におき、もう一方の手のひらで肘をおさえます。ゆっくりと肘にそえた手を肩の方に引っ張ります。この姿勢を10~15秒間保ち、ゆっくり戻します。これを左右2回行ないます。 -
5
両腕を上に伸ばす手を頭の上で組み、腕を上に伸ばします。この姿勢を10秒~15秒間保ち、ゆっくりと戻します。これを2回行ないます。
- 肩こり体操についての注意
- 体操は医師の指示の元で
適切に行いましょう。 -
- 痛みが強い日は回数を減らすか中止してください。
- ゆっくりとしたリズムで1日2~3クール行ないます。
- 無理をせずに毎日行うことが大切です。
五十肩体操
振り子運動
-
1
腕を内側に回す机などを支えとして前かがみになり、わるい方の手で大きく円を描くように内側に回します。 -
2
腕を外側に回す①とは逆に、今度は外側に回します。どんな時期にも準備体操として行うとよいでしょう。
挙上運動
-
1
仰向けになり腕を伸ばす仰向けになり、よい方の手でわるい腕を支えながら頭上にのばします。のばしたところで5秒止めてから下ろします。 -
2
うつ伏せになり腕を伸ばすうつ伏せになり、わるい方の腕が万歳の位置になるよう体重をかけます。痛みが少なくなってから行うストレッチ運動です。
外旋運動
-
1
棒を使った運動仰向けになり肘を直角に曲げた状態で、両手のひらで棒を支えます。よい方の手で棒を押してわるい腕を外に回転させ、限界のところで5秒止めてからもどします。わるい腕の肘をつねに直角に保つよう気をつけてください。 -
2
全身の回転運動肘を直角にした状態でドアのノブなど動かないものを持ち、からだ全体をよい方の手の側に回転させます。痛みが少なくなってから行なうストレッチ運動です。
その他の運動
-
1
背中洗い運動タオルなどを使って、わるい方の手がなるべく背中の上の方まで来るように引き上げます。引き上げたところで5秒止めてからもどします。 -
2
肩さわり運動わるい方の手で反対側の肩(または肩のうしろ)を触れるよう、いい方の手で肘を引き寄せます。やはり5秒止めてからゆるめます。
- 五十肩体操についての注意
- 体操は医師の指示の元で
適切に行いましょう。 -
- 痛みがつよい日は回数を減らすか、中止してください。
- 五十肩体操は3ヶ月以上続けないと効果が出ないことも多いので、あせらずに根気よく続けてください。