診療案内
腰の痛み・痺れ

中でも痺れを感じた場合は、特に注意が必要です。
当院でよく扱う腰に関する
症状・疾患
症状
Symptom

- 腰がだるくなりやすい
- 朝起きたとき、腰にこりや痛みを感じる
- 腰が痛くて動けない
- 腰の痛みにしびれを伴う
- 腰の痛みがだんだん強くなる・広がる
- 左右下腹の痛み・痺れ
疾患
Disease

- 筋緊張性腰痛症
- 変形性脊椎症
- 腰痛
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 腰部脊柱管狭窄症
- 腰椎変性すべり症
- 腰椎分離症・分離すべり症
- 側弯症
- 脊髄腫瘍
- 転移性脊椎腫瘍
- 脊髄損傷
- 後縦靱帯骨化症・黄色靱帯骨化症
- しびれ(脊椎手術後のしびれ)
腰痛体操
-
1
起き上がり運動お腹の筋肉(腹筋)を強くする運動です。あおむけに寝て、ひざを立て、両手を胸の上に組み、息を止めながら、腹筋に力を入れて起き上がります。痛みのない範囲で行ないます。 -
2
しりすぼめり運動おしりの筋肉(臀筋/でんきん)を強くする運動です。あおむけに寝て、ひざを立て、両手をおへそのあたりに乗せ、腹筋を緊張させてお腹をひっこめながらおしりに力を入れて腰を浮かせます。このとき背中は床から離れないようにします。5〜10秒間は姿勢を保ちます。 -
3
両ひざかかえ運動背中の筋肉(背筋)をのばし、腰のそり(腰椎の前彎/ぜんわん)へそらす運動です。あおむけに寝て、足を少し開きながら両ひざをまげ、胸のところへ持っていき、両手をかかえます。そしてひざがわきの下にくるようにひきよせます。5〜10秒間その姿勢を保ちます。 -
4
体の前屈運動腰の動きをよくし、ふとももの後ろの筋肉(ハムストリング)をのばす運動です。両足を少し開き、まっすぐ伸ばして座ります。息を吐きながらゆっくり上体を前に曲げて、つま先をつかむようにします。5〜10秒間その姿勢を保ちます。 -
5
ヒコーキ運動背中の筋肉(背筋)を強くする運動です。うつぶせの状態で両手を広げ、そのまま上半身をゆっくり起こします。このとき胸が床から少し持ちあがる程度で止め、足はうかせないように注意してください。5〜10秒間その姿勢を保ちます。 -
6
立ち・しゃがみ運動ひざとおしり、背骨の周囲の筋肉全体を強くする運動です。両足を開き、少し前かがみに立ちます。息をはきながら、かかとをつけたまま静かにしゃがみます。一旦静止した後、息を吸いながらゆっくり立ち上がります。痛みが強いときは、腕を組んで、椅子に少し前かがみに座り、静かに立ち上がります。
- 腰痛体操についての注意
- 体操は医師の指示の元で
適切に行いましょう。 -
- 痛みが強い時は中止して、医師の診察を受けてください。
- 毎日、3ヶ月以上続けましょう。
腰痛予防の注意点

日常生活でできる腰痛予防
Prevent
- ベッド(ふとん)はやわらかすぎないものを使用する。
- 椅子は背もたれのあるものを使用する。
- ハイヒールは避ける(出来れば3cm以下のものを使用)。
- ものを持ち上げる時は、体をひきつけてひざを曲げて行きましょう。
- 肥満は避ける。
- 長時間の立位では、片足ごとに踏み台を使用する。
- 長時間に中腰の作業を避ける。
- 階段の昇降はなるべく避ける。
- ぬるま湯にゆっくりつかると血液循環をよくし、緊張を和らげます。
家事中にできる腰痛予防
Prevent
- 掃除機は、細かく前後に動かし、大きな動作は避ける。
- 台所では、普段よく使う物は、背伸びをしなくても届く距離を置く、また、足元に小さな台(約20cmの高さ)を置く。
- 洗濯物を運ぶ場合は少しずつ分けて運ぶ。